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これは、ザ・グランの吹き抜けの施工事例です。天井まで続く重厚感のある石の壁。天井には木を用いて、石と木を組み合わせた外観との一体感を出しています。床から天井までの大開口の窓も、吹き抜けの特長である開放感を増す大事な要素。シンプルなデザインながら、ひとつひとつの素材にこだわり、ラグジュアリーな空間を演出しています。
上階の床をなくして上下連続した高さのある空間を作る吹き抜けは、視線が大きく上下に広がり解放感を感じさせてくれる気持ちよい空間をつくります。圧迫感がないのでリラックス効果も高く、家族の気配が感じられやすいのでコミュケーションもとりやすいといった過ごしやすさも。2階まで全面ガラス張りの窓にしたり、高い位置に窓を設置するなど、自然光がたっぷりと入る高い採光性の確保も容易となります。
ただ、空音が響きやすくにおいが広がってしまったり、高さがあることからも照明や窓ガラスのお手入れが難しいといったデメリットがあります。吹き抜けのある空間を作る際には、これらのデメリットへの対策を考えておくと、「こんなはずじゃなかった…」といった事態を避けられます。
現在の建築では、断熱材の性能の向上と気密性の高い工法が普及していることからも空調設備の技術が高く、吹き抜けにしたからといってそこまで冷暖房の効きが悪くなることはありません。
ただ、空間がひろいだけあってニオイが広がりやすいので、換気扇を設置するとニオイ予防になります。また、天井にヒーリングファンを設置すると、空気の流れをつくってニオイを流すだけでなく、冷暖房の効きも向上させます。暖かい空気は上にたまりがちなので、床暖房を設置してもいいですね。空気の適度な循環で夏は涼しく、床暖房で冬も足元からの暖かさを得られます。
また、吹き抜けは空間が広くなってしまう分、音が響きやすいもの。音を響きにくくする吸音材を設置しておくと軽減されます。
さらに、天井に埋め込まれたダウンライトや高い位置にあるペンダントライトなどの照明交換・掃除などのメンテナンスについては、設計段階で確認しておきます。どんなにステキに仕上がっても、掃除やメンテナンスができないのでは意味がありません。窓そうじについては、専門の清掃業者の有無などを確認しておくと安心です。
吹き抜けを間取りに加える際には、空間全体の床面積と吹き抜け自体の面積のバランスを考えるのが失敗しないポイント。LDKにつくるなら、LDKの床面積と吹き抜け部分の面積とのバランスを確認します。
吹き抜けの面積が狭すぎると圧迫感が解消されることなく、採光性も吹き抜けがないのと大差ないといった中途半端な状態になってしまいます。逆に吹き抜けが広すぎると空調計画が難しくなり、夏は暑く冬は寒いといった状態になってしまいますので要注意です。
吹き抜けのメリットを最大限に活かしつつ、デメリットを最小限に抑えるには、吹き抜けに長けた会社に依頼するのがおすすめです。
リビングの吹き抜け部分の上に作られたセカンドリビングは、本や音楽、アートが楽しめる自由な空間。リビングと吹き抜けでつながっているので、家族の気配を感じながら、一人の時間をゆったりと過ごすことができます。
家の中に吹き抜けがあることで、別々の時間を過ごしながら、同じ空間にいる安心感をもたらしてくれます。
「ザ・グラン」は岐阜県と愛知県をメインにハイエンドな高級注文住宅を展開している一級建築士事務所です。「美しい住まい。上質な暮らし。」をコンセプトに専属職人と大工による自社施工の家づくりをしています。
ザ・グランの建てる家は「高級注文住宅に類するけれども、いわゆるゴージャスの延長にある高級感ではなく、素材やゆとりのある空間設計にこだわった品性を感じる家」。
「本当に価値ある住まいとはなにか?」を探求し続けるザ・グラン若原代表の建築への思い、本物へのこだわりに共感し、高級注文住宅の新しいあり方について考えるため、Zenken株式会社レジデンス編集チームが当サイトを立ち上げました。
岐阜の恵まれた自然環境の中、若い感性で豊かな暮らしの本質を追求する「ザ・グラン」のご協力をえて、「本当に価値ある住まい」について探っていきます。
(本サイト名「○△□ 岐阜の高級注文住宅」は禅僧の仙厓義梵が描いた「○△□」<出光美術館蔵>に感じる単純さ、ユニークさ、本質志向、自由さなどのイメージにちなんでいます。)