外観

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これはザ・グランの外観の施工事例です。正面から見た外観は、水平ラインが際立つような屋根形状にデザインし、横に広がる優雅さを表現。門扉や玄関ドアなどもあえて見せない設計にして、直線ラインのデザインの美しさを引き立たせています。

白い2つのボックスは2階のテラス部分。前に飛び出しているような造りで、まるで宙に浮いているようにも見えます。シンプルな中にも奥行きが感じられるデザインです。

奇抜なデザインよりも普遍的なデザインを

車や洋服のように、住宅の外観も住む人のセンスだけでなくステイタスを周囲に伝えるものとなります。住まいに関しては、強烈なインパクトを与える奇抜なデザインよりも、誰が見ても好感を持つようなデザインの方がよいです。

内からだけでなく外からの見え方も意識

家の外観の骨格となる構造は、無理のない整合性がとれているほど「美」が感じられます。自然の力に沿った無理のない骨組みを意識することで整った形になります。

また、間取りを中心に設計するよりも、窓の位置も含めた外からの見え方も意識して設計すると、洗練された外観デザインになります。

主張しすぎない和テイストは上品な印象を与える

自然素材を取り入れた和テイストは、どの年代にも好まれるデザイン。和風テイストを一部に取り入れることで、洗練された今風のデザインにしてくれます。

例えば、ウッドデッキだけでなく防火規制のかからないベランダの手すりやフェンスを木製にするなど、木材の面積を多く取ると木質感が強調されます。ただし、メンテナンスしやすい部分だけにしておきます。

また軒裏に木を張ると、ワンランク上の高級感を演出。訪問者の目につきやすく高級旅館などでもよく見かける手法です。

そして、木材とセットで考えたいのが植栽です。生きた緑を添えることで、よりナチュラルな雰囲気が完成します。

外観のデザイン設計術

和モダン、シンプルモダン、北欧スタイル、南欧スタイルなど、さまざまなデザインスタイルがあります。スタイル別のデザインポイントをまとめてみました。

木の使い方で決まる和モダン

数奇屋や町屋、民家といった日本旧来のデザインと、西洋のモダンデザイン(モダニズム)を融合させたデザイン。切妻屋根などの日本の伝統技術、木材や左官などの素材を、西洋の意識も通じる形に取り入れています。

ちなみに、和モダンはシンプルモダンと混合されがちですが、木や植栽の使い方が大きく異なります。和モダンでは格子や羽目板張り、真壁など和のアイテムを強調しています。

建物の高さ…階高を低く抑えると、建物のプロポーションが向上します。

壁…塗り壁に板張り、木材を使った玄関扉や面格子で彩ります。

窓…人の出入りや通風において重要な開口部になる窓は引き違いだけでなく横すべり出し窓なども。

軒…軒裏は化粧野地を原則とし、軒下空間は彫を深くすると和モダンの特徴である陰影が生まれます。また、軒先は先端を落として薄くすると軽いモダンな雰囲気になります。

屋根…急勾配だと田舎風、緩くすると京町屋風に。和モダンでは切妻が基本ですが、寄棟で軒の水平線を強調するのも良い感じになります。

細かな配慮が欠かせないシンプルモダン

和の要素はあまりなく、単純な線と色で構成。外観はすっきりとしたスクエア型が基本です。窓と壁以外には目立つ装飾は使わず、整然としたシンプルな上品さを追求した、細かい部分への配慮が欠かせません。

壁…基本的には白などの単調仕上げにし、面は凸凹などを一切排除。アクセントに金属ルーパーを使うと目隠しにもなります。

窓…サッシ廻りの部材はアルミなどの金属を使用し、見えがかりが細くなるようにします。引き違い窓よりもFIX窓や滑り出し窓の方がすっきりシンプルな見栄えになります。

玄関…開口部のラインは水平垂直で。整然とそろえるときれいです。

屋根…陸屋根や片流れで線を少なく。

外構…外壁に使っている部材と揃え、素材は少なめに。

大屋根が特徴的な北欧スタイル

スカンジナビア地方の伝統的な住宅をモチーフにした、大きくゆったりとられた勾配屋根が特徴的なデザイン。軒の高さを抑えつつ、外壁は太めの額縁で窓を切り取ってアクセントにしています。また、インテリアとして、薪ストーブの煙突やオーニングが定番です。

屋根…高低差がある片流れ屋根を組み合わせ、屋根瓦は明るめの色合いをチョイスします。

外壁…壁はおとなしい色合いにして「面」を強調させません。庇は、ヨーロッパでは定番となっているオーニングにすると、より雰囲気が高まります。

「古さ」の表現と小物使いで決まる南欧スタイル

フランス南部の地中海に面したプロヴァンス地方の住宅がモデル。赤茶系の素焼(テラコッタ)の瓦に、軒のない三角屋根が特徴的な外観です。

また、ナチュラルなクリーム色の塗り壁や、丸みのあるアーチ、アイアン製の手すり、フレンチドアと呼ばれる重厚な木のドアなど、真新しい中にもアンティーク感があるインテリアを大事にしています。

屋根…基本は切妻屋根の三角屋根。素材感が感じられる素焼風のS形瓦やスペイン瓦などを使用します。また、軒は出さずに三角のラインをなぞるケラバで。

壁…ベージュやクリーム系の塗り壁をチョイス。汚れが味になるような色合いがちょうどよいぐらいです。また、アーチ形のポーチなど部分的にコーナーをまるめて柔らかい印象にします。

窓…上げ下げタイプや滑り出しタイプで、掃き出し窓は極力使いません。

玄関…基本はフレンチドアですが、メンテナンスが大変なので木調のドアを選んでも。また、玄関照明はアイアンランプを取り入れると雰囲気が出ます。

ザ・グランの施工事例 外観

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大きな石の塊のような重厚感と美術館のようなスタイリッシュさを持ち合わせた外観。積み上げられた石の凹凸が目を引きます。

天然石ならではの、異なる色合いや大きさ、形を活かすため、デザインはシンプルに。石壁の下を白の塗り壁にすることで、まるで大きな岩が浮いているような、象徴的で独創感のあるファサードになっています。大開口の窓やウッドデッキなどの空間を取り入れることで、重々しくなりがちな石の壁に、風が抜けるような清々しさを感じさせます。

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「ザ・グラン」は岐阜県と愛知県をメインにハイエンドな高級注文住宅を展開している一級建築士事務所です。「美しい住まい。上質な暮らし。」をコンセプトに専属職人と大工による自社施工の家づくりをしています。

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ザ・グランの建てる家は「高級注文住宅に類するけれども、いわゆるゴージャスの延長にある高級感ではなく、素材やゆとりのある空間設計にこだわった品性を感じる家」。
「本当に価値ある住まいとはなにか?」を探求し続けるザ・グラン若原代表の建築への思い、本物へのこだわりに共感し、高級注文住宅の新しいあり方について考えるため、Zenken株式会社レジデンス編集チームが当サイトを立ち上げました。
岐阜の恵まれた自然環境の中、若い感性で豊かな暮らしの本質を追求する「ザ・グラン」のご協力をえて、「本当に価値ある住まい」について探っていきます。
(本サイト名「○△□ 岐阜の高級注文住宅」は禅僧の仙厓義梵が描いた「○△□」<出光美術館蔵>に感じる単純さ、ユニークさ、本質志向、自由さなどのイメージにちなんでいます。)

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