失敗事例から学ぶ！新築で後悔しないためには？

注文住宅は自分自身のこだわりを自由に形にできるスタイルです。しかし、だからこそ自分自身の選択で失敗し、後悔するケースも見受けられます。高級注文住宅ともなれば、後悔はさらに大きくなるでしょう。高級注文住宅を検討している方は一般的な注文住宅以上に慎重に考える必要がありますが、その際に貴重な判断材料となるのが他の方の失敗事例です。なぜ失敗してしまったのかを知ることで、自分自身はその失敗を回避し、後悔せずに済みます。

どういうところで後悔しやすい？

高級注文住宅における失敗事例を、部分別に紹介します。失敗して後悔している方の事例を知ることで、なぜ失敗したと感じたのかや、後悔しないためには何が必要なのかをうかがい知ることができます。ここではそれぞれの場所別に、どのような後悔が多いのかを紹介します。

玄関

玄関は毎日使用する場所だからこそ、後悔の声も多いです。特に多いのは「もっと広くすればよかった」「収納を増やせばよかった」です。

他の部屋を広く確保するとどこかを狭くしなければならないため、結果的に玄関を狭くせざるを得ないケースも多いのですが、玄関を狭くしたことで家族で出入りする際に不便を感じたり、収納が少ないので靴や外出時に必要な道具の保管場所に困ったりするケースが少なくありません。特に靴は汚れもあるので、保管場所に悩まされます。

このように「もっと玄関を広くしておけばよかった」と後悔しないためには、玄関を広く確保することが大切です。

キッチン

キッチンで多く聞かれる後悔は、広さよりも動線です。

一人で調理する場合でも、動線が悪いキッチンでは調理の際に無駄な移動を繰り返すことになります。一方、動線に優れているキッチンであれば、移動の手間が簡略化され、合理的に調理を行うことが可能です。広さに関しても、後悔の声はあります。

一人であれば問題なくても、家族、あるいは友人・知人等を招いて大勢で調理する時に手狭に感じるとの声があります。この点は高級注文住宅ならではですが、その後のライフスタイルを踏まえての設計が重要です。

リビング

キッチンで多く聞かれる後悔は、広さよりも動線です。一人で調理する場合でも、動線が悪いキッチンでは調理の際にあちこちへ移動を繰り返すことになります。一方、動線に優れているキッチンであれば、移動の手間が簡略化され、合理的に調理を行うことができます。

もちろん広さに関しても後悔の声はあります。一人であれば問題なくても、家族、あるいは友人・知人等を招いて大勢で調理する時に手狭に感じるとの声もあります。この点は高級注文住宅ならではですが、その後のライフスタイルを踏まえての設計が重要です。

水回り

浴室やお手洗いでの後悔で多いのが「音」です。

意外に思われるかもしれませんが、水回りはプライバシーに関わる部分なので、例えばお手洗いとリビングを近づけたため、お手洗いの音が常にリビングまで聞こえてきてしまうとの後悔の声もあります。浴室に関しては音もさることながら、動線を後悔する声も多いです。

特に小さなお子様がいる場合、外から浴室までが遠いと、汚れたまま家を歩くので家が汚くなる点から、「浴室までの距離をもう少し考慮すべきだった」と後悔するケースが少なくないようです。

収納

収納に関する後悔はやはり「もっと増やせばよかった」が圧倒的に多いですが、収納のサイズが合っていない、あるいは部屋とのデザインが合っていないといった後悔の声も聞こえてきます。

外壁

外壁はデザイン面と性能それぞれの後悔がきこえてきます。家と外壁のデザインが合っていないとの声や、メンテナンスが面倒になってしまったなどの後悔の声が大きいです。

家そのものにはこだわりを持って向き合ったものの、外壁はそこまでこだわりがないので適当に選んだら家とアンバランスな形になって困っているとの声や、外壁も家同様、しっかりとこだわりを持って向き合えばよかったとの声もあります。

庭

庭に関してはメンテナンスへの後悔が多いです。こだわりを持って作ったことで、掃除がしにくい、水はけが悪いといった声です。

他にも庭の植栽の位置のおかげでプライバシーが確保できずに家の中が丸見えになってしまうとの後悔の声も聞かれます。

高級注文住宅で後悔しないために

高級注文住宅で後悔したとの声を場所別に紹介しました。他にも子供部屋、寝室など失敗事例がありますが、こだわりを持って家づくりを行っても、完成した家に後悔を持つ人は珍しくありません。

後悔しないための対策は多々ありますが、実際に注文住宅を建てて後悔している声に耳を傾けることで、後悔するポイントを一つ減らすことができます。そのため、多くの失敗事例を知ることもまた、納得できる高級注文住宅づくりで大切なことです。