高級住宅街の定義とは?

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高級住宅街の定義はどのようなものでしょうか?高級住宅街と呼ばれる条件について解説します。

高級住宅街の定義

定義するのは難しく、これを満たせば高級住宅街という条件はありません。第三者機関に認定されるものでもないため明確な条件はありませんが、一般的に高級住宅街と言われるエリアには、次のような特定の傾向が存在します。

  • ・高台
  • ・地盤が強固で災害に強い
  • ・エリアにある一戸の専有面積が大きい
  • ・戸建てや低層マンションのみ
  • ・歴史的な背景
  • ・道路や歩道、電柱の整備が行き届いている

タワーマンションや豪邸が立ち並ぶだけでは、高級住宅街とは言えません。歴史ブランドの継承やエリア全体の整備などが高級住宅街を表すポイントとして挙げられます。

日本の高級住宅街が形成された背景

日本各地の高級住宅街といわれるエリアの背景をご紹介します。

松濤

1657年に起きた明暦の大火以降、復興の流れに乗って発展しました。1876年に旧佐賀藩主鍋島家に払い下げられて、松濤園という茶園の経営がスタート。松濤園のお茶は松濤と名付けられました。それが町の名前の由来です。

松濤に高級住宅が建てられるようになったのは、大正時代と考えられています。廃業した松濤園の跡地に、華族・財政会要人・実業家が豪邸を建てはじめたからです。土地の購入には紹介者が必要で、限られた人たちが住宅街を形成しました。

南麻布

江戸時代まで、大名や位の高い人の屋敷がありました。それが高級住宅街の格となり富裕層が住んでいます。周辺環境は整備され、フランスやドイツの大使館もあります。高級住宅街の格で南麻布の存在感は大きいです。

高級住宅の歴史的な背景を紐解くと、武家屋敷が建っていたことが多いのが特徴のひとつです。一時的なものではなくその流れが現代まで続いており、南麻布もそういったエリアとして挙げられています。

田園調布

1900年初頭、実業家が提案して造成された一等地です。大正期に作られましたが、町内会で独自の規制が設けられており、一定の景観を保っています。たとえば、区画は植生の塀で区切る・土地面積は165㎡以上・建物の高さは9mまでのルールです。

田園調布に住む方は規制を設けて、景観を保持しています。その取り組みが高級住宅街の格を保っている理由です。

六麓荘

1928年に国有林払い下げを受けた内藤為二郎氏が、大阪経済人と共に株式会社六麓荘という会社を設立したことから始まります。六甲山の麓に東洋一の別荘地を作ろうと計画されました。

山の斜面に町を作ることから、香港島の白人専用街区をモデルにして形成されました。2007年に住環境を守ろうと、住民と芦屋市協同で六麓荘町地区地区計画を施工。六麓荘の歴史は100年に近づこうとしています。

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