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家に和室を作るのであれば、畳は欠かせません。一言で畳といっても、様々な種類があります。高級注文住宅に合わせるのであれば、良い見た目を維持できる高級畳を選びましょう。ここでは、高級畳の特徴や畳の種類について解説します。
高級な畳が一般的な安い畳とどのような違いがあるのか、様々なポイントからチェックしていきます。
高級畳は長くて粒のそろったい草を選別して使用しています。仕上げについても手縫いによる仕立てを行い、畳の厚みを調整しながら一針一針丁寧に縫い上げますので、変色や色むらがなく、織り目がきめ細かで、い草が詰められる量が多く厚みがあり、見た目が美しいのが特徴です。
高級畳は織り込みが多いので、縫い目が細かく仕上げられていて耐久性に優れています。畳表が分厚く、傷もつきにくいのも特徴で、日やほこりも通しにくくなっています。裏返しにしても汚くなりません。
高級畳には多くの空気がが含まれており、踏み心地が柔らかくなっています。畳に厚みがあるため手触りも引っ掛かりが少なくなっており、安い畳との肌触りの違いが感じられるでしょう。また、高級畳は洗浄方法にもこだわりがあり、い草の良い香りが落ちにくくなっています。い草本来の良い香りを長く楽しむことができるでしょう。
畳の縁にも、様々な種類があります。
畳と縁の組み合わせは無数にあります、自分の好きなものを探しましょう。
床の間に敷く畳が、薄縁です。畳の表だけを敷きものにしたものであり、長辺の端に補強のための畳縁がついています。保護やクッションの役割を有しており、畳よりも薄いことから薄縁と呼ばれています。
縁のない畳は、琉球畳と呼ばれるものです。半畳・正方形の畳となっており、裏返しできない特徴があります。色違いのものを市松模様に敷くことが多く、洋室が増えてきた現在ではフローリングに敷き詰めることもできます。琉球畳は一般的な畳と比較して丈夫であり、モダンな印象を与えることもできます。
床の間に使われる特別な畳表。強度よりも見た目を重視したものであり、手間をかけて作られています。乾燥した良質の長い井草を使用します。黄金色に仕上げたものが赤龍鬢、青い井草状態を青龍鬢と呼びます。
い草ではなく和紙を使用した畳であり、見た目はい草の畳とほとんど変わりません。しかし、和紙畳には豊富なデザイン、カラーバリエーションがあり、重厚感があるもの、優しい雰囲気のものなど部屋によって選べるのが特徴です。耐久性が高く経年劣化しづらいので、畳の裏返しも不要となっています。
「ザ・グラン」は岐阜県と愛知県をメインにハイエンドな高級注文住宅を展開している一級建築士事務所です。「美しい住まい。上質な暮らし。」をコンセプトに専属職人と大工による自社施工の家づくりをしています。
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(本サイト名「○△□ 岐阜の高級注文住宅」は禅僧の仙厓義梵が描いた「○△□」<出光美術館蔵>に感じる単純さ、ユニークさ、本質志向、自由さなどのイメージにちなんでいます。)