寝室

ザ・グランの寝室の施工事例です。板張りの天井が特徴的で、高級旅館を思わせる和モダンテイスト。フローリング部分を小上がりにすることで天井を低く見せ、落ち着きのある空間に仕上げています。

床から天井まである壁一面の大きな窓の外にはプライベートテラスを設置。テラスがあることで空間に広がりが出ます。高さのある囲いを施しているので、外部からの視線を遮りつつ光を取り込むことができます。

ラグジュアリー感のあるホテルライクな寝室

高級注文住宅では居心地の良さだけでなく、ホテルのようなラグジュアリー感の演出も欠かせません。大きめサイズのベッドに、落ち着いた色合いのインテリアやファブリック、陰影をつくる間接照明などホテルライクを参考にした、洗練された特別感がポイントです。

壁の一面で遊んでみる

部屋の壁の一面だけに色を塗ったり、シンプルでいて目を引く模様や変わった素材の壁紙にするなど、アクセントで壁を楽しむのも高級注文住宅ならでは。

全面に施すとうるさい感じになってしまうので、あくまでも一面だけにしておきます。素材やテクスチャは比較的なんでもよいですが、寝室という場所がら、色に関しては淡くて落ち着いた色合いのものを使うと失敗しにくいです。

くつろげる寝室の工夫

基本的に寝室は、ゆっくりと体をやすめるための部屋。雰囲気だけでなく、居心地の良さも考えた設計が大切です。

最初にベッドを決めると動線を確保しやすい

寝室の間取りは、実生活での動きや収納のためのスペース、寝室での過ごし方をイメージしながら考えると、ゆとりある動線と過ごしやすい広さを確保できます。

ベッドを最初に選び、ベッドのサイズや向きから配置を決めると、照明の配置や収納などの位置がすんなりと決まります。

調湿・消臭効果のある仕上材を使う

寝室はほかの部屋と異なり誰でも気軽に入れる部屋ではなく、使う人が限られたプライベートな部屋です。夜間をメインに過ごすことからも閉め切っている状態が長く、湿気がこもりやすいといった特徴も。

布団などのファブリックに湿気が移らないように、調湿性の高い建材を使うと快適な空間を保てます。また、砂漆喰や珪藻土などはほこりの吸着性や吸音性があり、喘息など空気に悩まされている方にはおすすめです。

家具は置かずにすっきりと

寝室にはベッド以外の大型家具は置かず、チェスト程度にとどめるのがいいです。衣類などはクローゼットに収納して視界に入らないようにします。ホテルライクな寝室は、収納を隠すレイアウトがポイントです。

ちなみに、ウォークスルータイプのクローゼットだと、着替えなどが移動しながら効率的に済ませられて便利です。

デザイン性の高い照明をベッドサイドに

ホテルのように、ベッドサイドのフロアランプや壁付けのブラケットライトなどがあると、就寝前の読書などを楽しむのに便利。また、見た目的にもおしゃれな感じがあります。

天井は低い方が落ち着きやすい

リビングの天井は高い方が開放感があっていいですが、ゆっくり休むための寝室は低めのほうが安心感を得やすいです。

ザ・グランの施工事例　寝室

屋根の勾配を利用した格子天井の寝室。天井の素材には木を採用し、和風の造りにすることで、落ち着いた印象に。日中は、大きな窓からたっぷりの光を取り入れることができ、天井に照明器具を取り付けず、間接照明を多用することで、夜は温かみのある落ち着いた空間を演出。

窓際に設置された作り付けのテーブルは、寝室にあっても圧迫感を与えないシンプルな作りで、仕事や勉強、趣味のスペースとしてもぴったりです。